2010年2月11日木曜日

最終課題:人工無脳でi-self/完成

歌川さん、完成しました。
@utgw_bot

改めて課題内容(引用)です。
----------------------
今年度最後の課題では、人工無能を用いて、
情報化された/想像上の「もうひとりの自分」(i-self --- informationized / imaginary self)を制作します。

ウェブ上に書き出される個人の思考、想いは、書いた本人さえ思野に 収めることができないほどの膨大な量になってきています。また、実世界ではほとんど顔を合わせないのに、ウェブ上では毎日「会っている」相手が幾人も居 る、というシチュエーションは、2009年現在すでに普遍的なものです。

人々は「ウェブ上の人物像」を通して 「実世界の人物像」をソウゾウし、コミュニケーションを取っています。実/ウェブ世界双方の「自分」を切り分け、使い分けることの意味が徐々に失せつつあ るのかも知れません。時間や場所に紐付けられている「実世界の自分」を磨くことだけではなく、いつでもどこでも人とこころを交わすことのできる「ウェブ世 界の自分」をしっかりデザインすることが求められつつあります。
今回の課題では、「実世界の自分」 と対置されているようで、実はどこかでつながっている、ことばとアイコン(キャラクター)によって生み出される「ウェブ世界の自分」について考え、オリジ ナルボット「i-self」を制作してみましょう。
---------------------


◆歌川さんの機能◆
・2時間ごとに、日本の伝統色をつぶやきます。



#カラーコードの表示と、URLで実際の色を見られます。


・単語(ひら がな)を送る と、しりとり式に色名を教えてくれます。




たまに居眠りしてる時も…?



・浮世絵関連のニュースをたまに拾ってきたりします。




シャイな一面もあるのかもしれません。









もうひとりの自分というテーマに悩まされましたが、
"自分の行動の一部ネット上に置く"というイメージで歌川さんを制作しました。
私は興味があって、時々"和色大辞典(http://www.colordic.org/w/)"を眺めています。
今回はその行動を、botに肩代わりしてもらいました。
ネット上の自分は、現実世界の自分の出張所のように考えていましたが、
botを作ることによって、現実世界の自分の行動も少しは変わる…のかもしれません。

フォロワーのみなさまにとっては
ちょっとアイディアが詰まった時の、気分転換にでもなればと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿